CEBE 山岳ガイド「山岸 慎英さん」の2016年 ヨーロッパ・レポート!!

国際山岳ガイド「山岸 慎英さん」から2016ヨーロッパ・レポートが届きました。

今年の夏7~9月中旬までの期間、国際山岳ガイド・山岸 慎英さんのヨーロッパ・アルプスでのガイドコースをCEBEのサングラスS’track(M)でサポートさせて頂きました。この度、S’trackを選んだ理由から、実際のフィールドでの使用感をレポートとしてご報告頂きました!!ありがとうございます。
高峰で常に危険と隣り合わせの環境において、山岳ガイドの方が重視されるサングラスの選び方や必要とされる機能などを率直に語って頂きました。是非みなさまのご参考に頂ければと思います。

yamagisi_san_S S_Track_Ispo310

<山岸さんのレポート内容>
「CEBE STRACK M」ですが、非常にフィット感の優れたスポーツサングラスと言えます。特に特徴的なのが「テンプル」の部分が、頭を包む様にフィットし、どんなにハードに動いてもサングラスがズレる事がありません。

「Monte-Paz Products」が扱っている「CEBE STRACK」に関しては、ノーズパットを高くする事も出来、日本人の鼻でも問題なく使う事が出来ます。(※ノーズパッドの加工は有料となります)

フィット感の高いノーズパットと、フィット感の高いテンプルにより、レンズと顔の間に適度の隙間が空き、レンズが曇りにくいです。
上記の理由から、この夏のヨーロッパ登山ガイドに使用いたしました。

ヨーロッパ登山(モンブラン・マッターホルン・アイガーなど)では、里では30℃近く真夏の様な気候ですが、4000m以上の山の上では、−20℃になる事もあります。もちろん風の強い時もあり、さらに山小屋をAM 2:00に出発する事もあります。この様に自然環境が厳しい中で目を守る事は、非常に大事な事です。強い紫外線による「雪目」、目が強風に曝される事により起きる「ドライアイ」これらの症状が出ると「安全登山」を行う事が難しくなります。強い紫外線から目を守り、強い風から目を守り、ハードな動きに耐えられる「CEBE STRACK」は、私の仕事に、とても合ったサングラスと言えます。
冬場の山では、時折ホワイトアウトになる事があります。ホワイトアウトになると、視界がほぼなくなる一方で、紫外線は非常に強いです。私が普段から使用している、調光レンズは、紫外線の量によりレンズの色が変わります。調光レンズでは、ホワイトアウトでは色が濃くなり過ぎて見にくくなってしまいます。
CEBE STRACKは、レンズ交換が出来るので、ホワイトアウトの時は、色の薄いレンズに簡単に交換でき、快適に使用することができます。
顔に沿ったフレーム、高いフィット感のテンプル、簡単に出来るレンズ交換、CEBE STRACKは、幅広いスポーツに使用でき、もちろん、高所登山の様な過酷な条件でも、高いパフォーマンスを発揮します。

以上
夏とは言え、ヨーロッパ・アルプスの環境変化は日本よりさらに過酷である事が伝わってきます。長いガイド生活の中で、山岸さんは目を守る事の重要性を強く感じられており、こだわりを持っておられます。今回はそんな山岸さんのガイドコースをサポートし、高い満足を頂けたことがとても嬉しく思います。
今後も山岸さんの目をサポートし、世界中でのパフォーマンス向上に少しでもプラスになればと考えています。目を守ることから、山岸さんご自身はもちろん、ゲストの方含めた安全の一端を担える事を願っています。
山岸 慎英さんの公式サイト:http://mt-guide.jp/